乳がん闘病中の小林麻央(34)が、姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)へ感謝の言葉をつづった。

 麻央は5日、「姉」とのタイトルでブログを更新し、「私の幸運のひとつは、姉の妹に生まれたことだと思っている。これまで、『頼りになる姉』であろうと、精一杯がんばってくれた!」と書き出した。

 一緒に治療について医師から説明を聞いた姉妹だが、姉の麻耶は「どうしよう。怖いよー。怖いよー。本当に怖いよー」と麻央にしがみついたという。麻央は「『おねーちゃん、あのー、受けるのは私なので、私の方が怖いのですけど』と言ったら、『どうして分かるの?まおちゃんより、私の方が本当に怖いと思ってるかもしれないよ。こればかりは、比べられないよ』と真剣に言われた」と姉妹の会話をつづった。

 そんな姉に、麻央は「『本人が一番つらいのだから』というのは単純だけれど、まわりもつらいのは一緒。究極、人の不安、苦しみ、悲しみは上も下もなく、推し量れないと思う。やっぱり、その人自身のものだから。でも、それを分かりたいと思ってくれる分かろうとしてくれる存在は、本当にかけがえのない愛そのもの」と実感。「姉は、日々私の感情に寄り添い、私以上に感じてしまっていることを知った。そんな姉をみてつい笑ってしまう心の余裕が今の私にはあるのだ ありがたい」としみじみとつづった。