中村紘子、デビュー55周年記念アルバム。カデンツァ作曲に新垣隆

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日本を代表するピアニスト・中村紘子が、デビュー55周年を迎え、9月17日に記念アルバム『中村紘子 デビュー55周年記念アルバム モーツァルト ピアノ協奏曲第24番&第26番「戴冠式」/ショパン マズルカ集』をリリースする。

15歳で天才少女としてクラシック界へ彗星のごとく現れ、NHK交響楽団初の世界一周公演でデビュー。ショパン・コンクールで初の日本人入賞を果たすなど、時代を駆け抜けてきたピアニスト・中村紘子。7月25日には古希(70歳)の誕生日を迎える。

そんな彼女の記念アルバムは、モーツァルトのピアノ協奏曲と、中村紘子の十八番でもあるショパンのマズルカ集の2枚組で構成される。モーツァルトのピアノ協奏曲は、カデンツァの作曲に、『交響曲HARIKOMI』など話題となった新垣隆。そしてブザンソン国際コンクールで佐渡 裕以来、20年ぶりの日本人優勝を果たした山田和樹を指揮に迎える。オーケストラは、山田が東京藝術大学在学中に有志で結成した横浜シンフォニエッタが演奏し、日本クラシック界の若手精鋭陣をベテランの中村紘子が牽引するかたちとなる。

◆中村紘子 オフィシャルサイト
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