「竜じい」の愛称で親しまれた吉本新喜劇のベテラン俳優、井上竜夫さん(本名・井上龍男=いのうえ・たつお)の訃報に、後輩芸人をはじめ多くのファンから悲しみの声があがった。

 お笑い芸人のほんこんはツイッターで「悲しい限りです、、、お悔やみ申し上げます」と追悼。吉本新喜劇の森田展義も「知らなかった… 何か嫌なことって続くなぁ~ 心よりご冥福をお祈りします」と悼み、リットン調査団の藤原光博は「竜じい、もう楽屋で桑原師匠に怒られる事もないのか…さびしい」と惜しんだ。

 そのほか、ロックバンドRIZEなどで活動するベーシストのKenKenこと金子賢輔も「たつじい…あなたがアバターのカッコして出てきた時の衝撃は忘れません」としのんだ。

 井上さんは和服姿で足元がおぼつかないおじいちゃん役にふんし、「おじゃましまんにゃわ」のあいさつギャグなどで人気を博した。5日午前4時20分、高度肺気腫のため、兵庫県西宮市内の病院で亡くなった。74歳だった。