01年に死去した歌手三波春夫さん(享年77)の歌声が、最新の音声合成技術でよみがえることが19日、分かった。250万枚ヒットの代表曲「東京五輪音頭」と桐谷健太(36)がCMで歌うカバー曲「海の声」が20日から配信される。

 名古屋工大が独自開発した最新の統計的技術を用い、歌唱のくせや感情までも表現した。 歌唱するのは着物姿のバーチャルアーティスト「ハルオロイド・ミナミ」。

 死去から15年。明るい歌声で日本の心を歌った三波さんの“分身”の歌声は「http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/hal-o-roid/」で聞くことができる。