「さよなら大好きな人」などのヒット曲で知られる女性デュオ「花*花」のこじまいづみ(40)とおのまきこ(39)が、03年の突然の活動休止について振り返った。

 花*花は2000年7月にリリースしたメジャーデビュー曲「あ~よかった」や、続くセカンドシングル「さよなら大好きな人」などが大ヒット。同年のNHK紅白歌合戦に初出場するなど将来を有望視されていたが、03年に当時の所属事務所が事業を終了したことで活動休止した。

 2人は31日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。活動休止を発表した当時は、休止理由を語らなかったため様々な憶測を呼んだ。おのは「仲が悪いとか。毎日一緒でしたから、忙しいし、2人でちょっと静かにしてるだけでも『仲悪いんちゃうか』って言われたり」と明かしたが、仲違いをしたことなどは「この20年間でほぼない」と不仲説を一蹴した。

 当時所属していた事務所はクレーンゲームのぬいぐるみなどを製作する会社で、経営不振のため音楽事業から撤退することに。2人はツアーの打ち合わせの後で突然告げられたという。これにともない、楽曲の著作権等の権利問題から、印税が入らなくなったこともあったと明かした。