韓国の男性ダンスボーカルグループ、超新星のソンジェが4日、韓国・ソウルで初の単独主演映画(チョ・ソンギュ監督、タイトル未定、来年公開)の撮影現場を初公開した。

 俳優の夢を持った韓国人青年(ソンジェ)が、日本人女性(ちすん)と心を通わせながら成長していく姿を描くハートフルな恋物語。

 日本映画では10年公開の映画「君にラヴソングを」で南沢奈央とダブル主演しているが、今回は韓国映画初主演になる。

 ソンジェはもともと俳優志望で、大学では演劇を専攻した。「今回は夢がかなってうれしい。感激です」。

 この日は、主人公が初のオーディションを受ける緊張感あふれるシーンを撮影。シェークスピアの喜劇「夏の夜の夢」のワンシーンのセリフを、NGを出しながらも演じきった。

 超新星は現在が変革期だ。メンバー6人のうち、ゴニル、ソンモ、グァンス、ジヒョクの4人が昨年4~6月に相次いで入隊した。再来年春ごろ、約2年の任務を終えるまでは「超新星」の名前をソンジェとユナクの2人で守っていく。

 ソンジェの音楽活動は、ソロとしては今年8月に初アルバム「It’s Time」を発売。“2人超新星”としての初ミニアルバム「君じゃなきゃ」を来年1月25日に発売する。

 音楽と俳優との両輪で、日韓両国をまたにかけて活躍している。