顔面をゴルフクラブで殴られ重傷を負った俳優の椿隆之(34)が事件後初めてテレビ出演。心身に残る傷について語った。

 椿は11月に都内で口論となった男から暴行を受け、左頬骨粉砕骨折や上顎骨粉砕骨折、鼻骨骨折、打撲による左眼球結膜出血など全治半年と診断される重傷を負った。手術を受け、現在は自宅療養中だという。

 椿は27日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演し、「傷口を自分自身で見てしまうと、どうしても心が辛くなるんで、なるべく隠してます」と顔面だけでなく心にも傷が残っていることを明かした。VTRでも左目を前髪で隠していた。

 事件については「僕の記憶の中ではバイクが見えて『危ない』と思った、それくらい。記憶が飛んじゃってて、気がついたら病院で、病院の人に『こういうもので殴られたんですよ』って初めて聞いた。だから相手の顔も何も覚えていない」という。

 今回の事件で「周りの人に心配を掛けてしまった」という椿は、「もっともっと明るい状態を見せることが、今自分にできることだと思っています」と語った。