双子姉妹女優の姉、三倉茉奈(みくら・まな=30)が10日、浪速新春の風物詩「十日戎」の「宝恵(ほえ)かご行列」に参加し、「30代大人の着物着こなし」をテーマにした和装姿で、かごに乗り込んだ。

 茉奈は、出演中の連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜午前8時)「バラエティー生活笑百科」(土曜午後0時15分)から、NHKを代表して行列に参加。宝恵かごは、佳奈とともにヒロインを務めていた09年「だんだん」以来、2度目で、単身では初めてとなった。

 「最近は1人ずつでお仕事をする機会も多くなって、今日は(沿道から)茉奈ちゃーんって、声をかけていただいて、すごくうれしかった。いつの間にか、1人1人の女優として認識していただけるようになったんだなって思いました」

 ミナミをかごに乗り周回し、今宮戎神社へ到着すると、満足そうに笑顔を浮かべた。妹の佳奈は結婚し、すでに2人の子供がいるが、茉奈は「双子だし、どうなってんの? とは聞かれますが、そこは長い目で見守っていただければ」と苦笑。今年は舞台2本もすでに決まり「仕事も家族も、プライベートも充実していて楽しいので、そちら(結婚)はかなり先になると思います」と語った。

 2月23日には31歳の誕生日を迎え、30代最初の1年ももうすぐ終わる。

 「自分は自分。若い頃は人と比べたりして考えることもありましたが、いい意味で吹っ切れた。30代は思いっきり楽しみたい」と抱負を口にした。

 この日の着物も、色合い、絵柄など「大人の女性らしく」とリクエストしたことを明かしていた。