年末に解散したＳＭＡＰの草なぎ剛（４２）主演のドラマ、フジテレビ系「嘘の戦争」（火曜午後９時）の７日第５話の平均視聴率が１１・５％（関東地区）だったことが８日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は１１・８％、第２話は１２・０％。第３話は１１・３％、第４話は１１・１％だった。

　同ドラマは、１５年１月期に放送された草なぎ剛主演ドラマ「銭の戦争」のスタッフが再集結し、完全オリジナルストーリーで描く復讐（ふくしゅう）シリーズ第２弾。幼い頃に家族を殺された男が天才的な詐欺師となって復讐を果たそうとする痛快エンターテインメントだ。グループを解散して再スタートを切った草なぎの熱演が注目される。共演には藤木直人（４４）、水原希子（２６）ら。

　第５話は、浩一（草なぎ剛）はついに興三（市村正親）への復讐に王手をかける。その頃、二科家では３０年前の犯行の証拠となる録音テープの存在を知った興三が、再び悪に手を染めようとしていた。浩一は、３０年前に起きたＯＬ殺しの主犯で、今は大手銀行に勤める九島亨（平岳大）の存在を入手。浩一は相棒のハルカ（水原希子）と組んで、九島と彼の弱みを握っている愛人の五十川芙美（真飛聖）に接近する、という内容だった。

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字体の下に刀