歌手の森昌子(58)が、8日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演し、独自のスパルタ子育て論について語った。

 おっとりとしたイメージのある森だが、子どもたちにとっては「鬼母」。3人の男児を育てたが、挨拶や礼儀など態度がなっていなければ手をあげることもあったという。長男でロックバンドONE OK ROCKのボーカルTakaが中学生だった頃にも、部屋の片付けをしないため漫画や雑誌を勝手に捨てて口論になったが、森は反抗期のTakaを「知らねーよ!」の一言で一喝したとのエピソードを明かした。

 18歳になったら強制的に独立させると宣言して育て、また、門限を破ったら家に入れず庭で寝させることも。そうした厳しい子育ては「子どもには自立心を持って欲しい」との思いから。「良き母になることって、甘やかすっていうことではないんですよね」と持論を展開する森は、「(息子が)たとえば肩を突いてきたりすると、私も倍返しで。親が負けちゃいけないんです」と笑顔で語った。