来日中のドイツ出身俳優マイケル・ファスベンダー(39)が15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、主演映画「アサシン クリード」(3月3日公開、ジャスティン・カーゼル監督)のプレミア上映会に出席した。

 昨年、英ピープル誌の「世界で最もセクシーな男」に選ばれたファスベンダーは、日本語吹き替え版声優を務めた斎藤工(35)と初対面し、日米セクシー俳優同士が共演した。斎藤は「あまりにも魅力的な笑顔で、悩殺されそうです。邪魔しないように、お吸い物のような気持ちでここに寄り添いたい。アイアム・スープ(私はスープです)」と控えめに自己紹介。するとファスベンダーは「その表現は好きだね。おいしそうなスープだ」と、斎藤のしゃれの利いた言い回しを称賛した。

 公式プロフィルの身長、体重が同じという共通点があり、2人はすっかり意気投合した。ファスベンダーが「この後、一緒にお食事をどう?」と誘うと、斎藤も「(新宿の)ゴールデン街というところに連れて行きたい」と応じた。

 将来的な共演について話が及ぶと、ファスベンダーは「兄弟とか、警察官の役はどう?」と提案した。斎藤は「リップサービスだったり、この場だけ(の話)というのも分かっている。でも、どうすれば実現するか、日々、目の前の仕事を頑張りたい。企画をいっぱい持ってるので、オファーをするだけでもしようと思う」と、大まじめに答えていた。