加藤ミリヤ、小室哲哉と初トーク「私の初めての音楽体験は小室さん」

2月25日（土）、インターネットテレビ局「AbemaTV」で放送された『TK MUSIC FRESH! by AWA #9』にて、小室哲哉と加藤ミリヤの初トークが実現した。

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『TK MUSIC FRESH! by AWA』は、MCの小室が気になるアーティストをゲストに招きトークを繰り広げるという音楽番組で、今回は加藤ミリヤをはじめ、我が家の坪倉由幸、モデルのmimmam、根本弥生が出演した。

番組冒頭、小室が「本当にお話を聞いてみたかった」とゲストの加藤ミリヤを歓迎すると、加藤も「子どもの頃から小室さんの曲を聴いて育った。私の初めての音楽体験は小室さん。当時はまだ歌手になりたいとは思っていなかったけれど、もし歌手を目指していたなら“小室さんのプロデュースでデビューしたい”って絶対に思ったはず」と答え、小室との共演を喜んだ。

「TK Music News Network」のコーナーでは、宇多田ヒカルのレーベル移籍やBABYMETALの全米TOP40入りといったニュースをピックアップ。小室は「僕はメタリカが大好きで、キーボードで入れないかなとずっと思っているくらい」というコメントでスタジオ一同を驚かせた。

また、個人のニュースを語るコーナーでは、加藤ミリヤがディズニー映画『モアナと伝説の海』の日本版エンドソングを担当するというニュースを紹介。加藤が「私もディズニー映画に関わる機会があるとは思わなかったんですが、スタッフさんからこのお話がきて。候補が何人かいるからということで、オーディションを受けに行ったんです。デビューの時以来15年ぶりのオーディションで、本当に緊張しました（笑）」と、オーディションの際の心境を吐露すると、小室も「僕も渡辺美里さんの「My Revolution」はコンペで。電話待ちだったんだけど、小室くんに決まったよと言われた時は本当に嬉しかった」と名曲の裏側を明かし、加藤を驚かせた。

一方、小室のニュースでは、“人気YouTuber SEIKIN・HIKAKIN兄弟とコラボ”“「GET WILD」のみ33曲収録したアルバムを発売！”“あの海外DJが遊びに来た！”という3つのニュースをピックアップ。SEIKIN・HIKAKIN兄弟の「YouTubeテーマソング」を小室がリアレンジした「YouTubeテーマソング-Tetsuya Komuro Rearrange-」や、来日していたニッキー・ロメロとのツーショット写真も交えながら、幅広い交友関係が披露された。



ゲストが自身のターニングポイントとなった楽曲を語る「TK TURNING MUSIC」のコーナーでは、2005年の「ディア ロンリーガール」を紹介。加藤が「普通の高校に通う高校生で、その時の気持ちをただ書いただけだったんですが、この曲をきっかけに、同世代の女の子たちが自分に注目してくれるようになって。それで自分の歌う方向が見えてきたんですよね」と振り返ると、同曲の歌詞を見た小室も「字面って大事なんですよ。中身も大事なんだけど、パッと見た瞬間にいいなって思う“見る言葉”って、とても大事」と絶賛を送った。

一方、加藤から小室に対しては、安室奈美恵の「SWEET 19 BLUES」について「19歳の女の子の曲じゃないですか？ どうやってあの曲の歌詞ができたんでしょうか？」との質問も。小室は「確かに当時安室さんは19歳だったんですよ。ただ、たくさんお話しする人ではなかったので。最初にジャネット・ジャクソンが好き……ということを言われただけで、あとは音楽に関して何も話したことがないんです。だから、全部イメージです」と答えながら、「10年先くらいまでは聴かれると思ったので、ポケベル全盛期だったけどポケベルとわからなくしたりとか、そういうことは気をつけたね。あと、普遍的な言葉を使うようにした。昔でも将来でも使える言葉。そういう言葉は聴いている人間が、気持ちを寄せてきてくれるんだよね」と、作詞における自身のポリシーを語った。

番組最後には、加藤が「小室さんにお会いしたい、お話したいと思って今日ここに来たので、すごく嬉しかったです。今日お会いして、本当に素晴らしい方だと思いました。もっとお話したいし、勉強したいですね」とコメント。小室も「僕もまだお話聞きたいですね。共通の友人も多いみたいですし、ぜひ今後もっとお話できればと思います」と語り、両者の初トークは終了した。

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