俳優上地雄輔(37)がNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜、午前8時)に出演することになり、2日、制作の大阪放送局から発表された。上地は朝ドラ初出演。

 女優芳根京子(20)ふんするヒロイン・すみれが、子供服作りにまい進してきたドラマも最終盤に入り、上地の参戦が決まった。

 上地は米国仕込みの陽気なカメラマン・亀田役。映画作りのプロフェッショナルの設定で、映像ソフト作りを考えるヒロインを全面的に支援していく。

 上地は、朝ドラ初出演について「とてもアットホームで楽しい現場でした。少しやり過ぎたかな…と、思ったくらい亀田はクセのある役。終盤の『べっぴんさん』を引っかき回したかもしれません。ほどよい緊張感と温かい雰囲気に包まれながら撮影した映像です」と、コメントした。

 芳根については彼女のデビュー前から知っているといい「現場で『収録が押している』とか『まいている』とか、すっかりなじんでいたのが不思議でならなかった。でも、どれだけ共演者やスタッフの皆さんに愛される存在なのかが分かり、すてきな女優さんになったんだな」と、親心のような感想を口にした。

 また、上地と同時期から、女優星野真里(35)も保育士役で出演する。