米女優スカーレット・ヨハンソン(32)が、ドナルド・トランプ米大統領の長女イヴァンカ・トランプさん(35)を公の場で批判した。

 最近、ホワイトハウスから「大統領のアシスタント」という正式な肩書きで任命を受けたイヴァンカさんは米CBSニュースのインタビューで、自分の影響力はホワイトハウスの裏側で発揮されると発言。

 「私が賛同しないすべての問題について、常に明言することで、自分がより効果的な主唱者になるとは思いません。私が持つ影響力のほとんどは、多くの人々が実際に知ることはないでしょう」と語った。

 ヨハンソンは現地時間の6日、ニューヨーク市内で開かれた「ウィメン・イン・ザ・ワールド・サミット」でのインタビューで、イヴァンカさんのこの発言について、「本当に不可解な発言です。公の主唱者として仕事をするなら、公の場でハッキリと主唱しなくてはならないはず。なんて古臭い考え方なんでしょう?パワフルな女性は時々、世間に悪い女と思われることを心配するけど、そんなのクソくらえだわ!彼女の考え方は古臭くて、退屈で、非常に臆病です」と批判した。

 さらに、ニューヨーク育ちのヨハンソンは過去に何度かイヴァンカさんと会ったことがあることや、共通の友人もいることを明かし、「彼女は非常に発言力のある、知的で賢い女性。なのに、今回の発言は不可解です」と語った。(ニューヨーク=鹿目直子)