5人組ダンス&ボーカルグループ、フェアリーズが3日、千葉・舞浜アンフィシアターで全国ツアー「フェアリーズ LIVE TOUR2017-Fairytale-」を開催した。

 今年1月、藤田みりあ(18)の卒業をもって同グループは井上理香子(20)、野元空(19)伊藤萌々香(19)林田真尋(18)下村実生(18)の5人体制となった。同2月にZEPP TOKYOで単独ライブを行っているが、本公演は5人体制となって初全国ツアーの初日となった。

 伊藤は「去年のアンフィシアターは6人でしたが、5人で立つとパワーが弱くなったと思われるかもしれませんが、それをみじんも感じさせないくらい5人で力を合わせて、6人以上の迫力のあるステージにできたらと思います」と意気込みを話した。

 野元の「盛り上がってますか~!」に会場のサイリウムが激しく揺れ、「(舞台を)フェアリーの森と呼んでくれるとうれしいな。妖精たちの日常生活やすごしている姿を楽しんでください」と呼びかけた。

 キレのあるダンスパフォーマンスに加え、下村のアコースティックギター演奏でメンバー全員の弾き語りも披露。下村は「初の弾き語りです。こんなに広いところでギターを弾くことがないのでうれしいです」。アンコールでは井上のコールで7月5日発売の新曲「恋のロードショー」も初披露。同曲は80年代を感じさせるダンスナンバーと現代的サウンドアプローチをミックスしたフェアリーズ流ダンスミュージック(FDM)だ。

 約2時間のパフォーマンスで全19曲を披露し、約2000人のファンを魅了。最後には「大好き~!」とファンに呼びかけた。