今年で9回目となるエキシビション大会「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」最終日(7日、千葉・麻倉ゴルフ倶楽部=パー72)、“レジェンドホスト”で大会実行委員の青木功(74)が71で回って見事にエージシュートを達成した。

 前日は3オーバーの75で回り、惜しくもエージシュートを逃した青木は「明日はやるぞ!」と最終日での達成を予告していた。この日は前半でバーディーをひとつ先行させると、後半をパーでまとめて20位タイでフィニッシュ。2010年、13年に続く同大会3回目のエージシュートを達成した。

 5日に行われた前夜祭では「みんなが『エッ!?』『ウソでしょ!?』って驚きの声を上げるように頑張りたい」と力強く語っていたが、まさに有言実行のプレー。ホールアウト後、開口一番「出たねぇ!」と喜びの声を上げると「(アウトスタートの)11番で結構長いバーディーパットが入って楽になった。プロゴルファーはバーディーが一番の薬。バーディーが先行して余裕あるゴルフなら違う!」。

 前日は「試合勘が戻らないなあ」とボヤキも出たが、この日は「少しやり始めればわかってくるから」と手応えを感じた様子で“世界の青木”健在を印象づけた。

 優勝はプロの部が横尾要(44)、著名人の部は恵俊彰(52)。初出場の五輪競泳金メダリストの北島康介(34)はトータル12オーバーの17位タイ、同じく初出場のEXILE・松本利夫(41)はトータル64オーバーの最下位だった。