V6坂本昌行(45)主演の舞台「君が人生の時」(7月2日まで)が13日、東京・新国立劇場で幕を開けた。

 サンフランシスコの酒場に通う若き放浪者ジョーを主人公に、逆境の中で誠実に生きようとする人々を描いたウィリアム・サローヤンの名作。

 新国立劇場初登場となる坂本は「ずっと酒場で座っている、ミステリアスな男の役。捉えどころがないけど、温かい作品で、最初の稽古1週間は役について、みんなでディスカッションした」という。

 弟分の青年役の橋本淳(30)が「坂本さんは小学生のころから見ていた。稽古でも兄貴と呼ばせてもらっています」と話すと、坂本は「下の世話以外、いろんなことをやってもらってます」。