生田斗真(32)と菅田将暉(24)が、舞台「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(東京・世田谷パブリックシアターで10月30日から上演)で初共演することが15日、分かった。英劇作家トム・ストッパードが66年に発表、演劇ファンの間で「ロズギル」の略称で知られる同作で、丁々発止の掛け合いを披露する。シェークスピアの「ハムレット」の作中で、舞台に登場することなく「死んだ」の文字だけで片付けられてしまった哀れな2人組、ローゼンクランツ(生田)とギルデンスターン(菅田)の運命を描く。

 生田は「菅田くんと一緒にやれると決まった時から、気持ちよくやれそうという予感があり、ずっと楽しみにしていました」。菅田は「生田さんの舞台は、ステージからの圧倒的な迫力が強烈な記憶に残っています。あの迫力に負けないように頑張らないと」と対抗心を明かした。