だいたひかる、不妊治療再開目指し… 残された卵子は1個「一番の宝物」

 お笑い芸人のだいたひかる(42)が2日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、現在も治療中の乳がんが完治した後の目標として、乳がん発覚前に取り組んでいた不妊治療を再開することを挙げた。乳がん治療前に凍結した卵子が1個だけ残っているといい「私にとって最後の1個。今一番の宝物」と打ち明けた。

 番組では、1日に生命保険会社のイベントに登場しただいたに単独インタビュー。昨年乳がんであることを公表、治療に専念していただいたは、右乳房全摘出の手術を受け、転移していた脇の下のリンパ節の手術も受けたという。「全摘出というのは悲しいことではあったんですけど、再発のリスクもあるんです」と、後悔したくないという理由から摘出を選択。

 そんなときも2013年に結婚した夫が寄り添い続けてくれた。「小さな事から大きな決断まで担ってくれて、家族になったんだなと思った。新婚3年目でがんが発覚して申し訳ないなと思ったが、絆は深まった」と病とともに戦ってくれた夫に感謝した。

 現在も治療中だというが、その後の目標について「子供が欲しくて、不妊治療していたら乳がんが発覚して中止になったんですけど、不妊治療再開が新たな目標」と笑顔。だいたは現在42歳だが「私もいい年齢なんですけど、夫は新記録を目指そうと。がんから復帰して妊娠した人の最高齢を目指せばいいじゃないかと」とどこまでも前向きに励ましてくれるという。

 実はがん発覚前に卵子を凍結してあるといい「本当に(卵子は)1個しかない。私にとってはそれが最後の一つなんです。今一番の宝物です」とコメント。現在はホルモン剤で乳がんを治療している最中なので、卵子の移植はその治療が終わった後になる。

 「夫は、もし子供が出来なくても2人で楽しく生きていける方法はいくらでもあると言ってくれている」といい、だいた自身も「例え妊娠しなかったとしても、受精卵が自分の身体に戻って来たら、それだけでも幸せだと思えそう」とコメント。卵子が戻せるほどに体調が回復することを、心から願っていた。

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