お笑いコンビ「千鳥」が、音楽番組の初MCを務めることになり、26日、発表された。番組はカンテレ「千鳥がまさかの音楽バラエティ!? イチバンソング~この夏、一番アツい歌~」(27日深夜1時=関西ローカル)で、同局が発表した。

 ノブ(37)は「岡山の田舎もんで、音楽にも詳しくない千鳥が…。カンテレさん、枠を捨てたんですか」と笑いながら、MC抜てきに感謝。大悟(37)は「自分で言うのもなんですけど、この番組はワシじゃねえ…。人生でCD1枚しか買ったことないし」とコメントした。大悟が買った唯一のCDとは「爆風スランプの『リゾ・ラバ』」だそうで、おおよそ音楽には無縁の2人だ。

 一方、2人のアシスタントを務める竹上萌奈アナウンサーは「音楽好きでロックが大好き、理想の男性は布袋寅泰さん」と言い、エレキギターも弾けるとアピールした。

 番組では「話題のアノ人のイチバンソング」コーナーがあり、著名人の音楽再生機器を抜き打ちチェック。同局制作のフジ系ドラマ「僕たちがやりました」に出演している窪田正孝、永野芽郁や、レスリングの吉田沙保里選手、芥川賞受賞作家のピース・又吉直樹にも直撃取材している。

 収録を終えると、ノブは「こんな方言漫才師がやっていいのか? というとこでしたけど、やってみたらやっぱり楽しかったですね」。大悟も「まさか僕らでいいのか? っていうのがありました」と言いつつも「音楽にそんな、詳しくない人も音楽番組を見るでしょうから、まあそっちの目線でしゃべらしてもろうて、大丈夫なんかなという風に思うとりました」とコメントした。

 また、2人は今後の番組レギュラー化を希望。ノブは「レギュラーにしてもらったら最高。ミュージシャンの方とそんなに触れたことないんで、ぜひゲストの方も呼んでみたい」。大悟も「そりゃ、やらしてくれるんなら、ありがたい」と話していた。