演歌歌手中村美律子(67)が12日、東京・港区にあるレストランバー「うさぎや」で、新曲「京都二寧坂」の発売記念イベントを行った。

 京都から駆けつけた芸妓(げいこ)・佳つ江と舞妓(まいこ)・佳つ扇の2人を相手に、ぐい飲みを使ったお座敷遊び「金毘羅船々」に挑戦。何度やってみても、慣れた相手に勝つことができずに大笑いをしていた。

 京都二寧坂は、清水寺に通じる石畳の坂道のこと。これまでに何度か通ったことがあり、「この曲を歌う時はこの坂を案内しているイメージを持って、女心をからめて歌っている。京都を舞台にした曲は初めてなんです」と説明した。

 そして「この曲を聞いて、京都二寧坂に行きたいと思ってくれる人がいたらいいな」と語った。

 昨年のデビュー30周年の節目を終え、今年は新たなスタートを切っている。目標の「120歳の現役歌手としてギネスブックに載る」を実現するために「まずはよく食べること。それが元気の素になるから」と笑顔を見せた。