【ジョージア州アトランタ21日(日本時間22日)発】ポイントランク上位30人で争う米男子ツアーの今季最終戦「ツアー選手権」初日(イーストレークGC=パー70)、松山英樹(25=LEXUS)は3つのダブルボギーを叩くなど、75のラウンドで5オーバーの29位と大きく出遅れた。首位はカイル・スタンリー(29=米国)で6アンダー。

 松山はここまでポイントランク7位。年間王者獲得には優勝しかない状況で迎えた最終戦はまさかのスタートとなった。1番パー4の第1打を大きく右に曲げ、4オン2パットのダブルボギー。9番パー3もバンカーからダブルボギーを叩くなど、前半9ホールで6オーバーと苦しんだ。

 後半はやや持ち直し、13、15番をバーディーとしたが、17番パー4ではティーショットを右に曲げ、この日3つ目のダブルボギー。最終18番パー5はバーディーで締めたが、松山らしいショットがほとんど見られない一日となった。

 復調に全力を注ぐ一方で、悲願のメジャー制覇に向けて「本当に調子を上げるのは来年の頭ぐらいからがいい」。今週はこのまま下位に沈んでしまうのだろうか?