イチロー、新オーナー御前試合で代打安打記録ならず 今季最終打席は左邪飛

 今季最終戦を前に準備をするイチロー(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ5-8ブレーブス、最終戦」(1日、マイアミ)

 マーリンズのイチロー外野手(43)はシーズン最終戦の六回に代打で出場し、左邪飛だった。代打の最多安打記録の28本にあと1本に迫っていたが、記録に並ぶことはできなかった。守備には就かず、1打数無安打。打率・255(196打数50安打)でメジャー17年目のシーズンを終えた。

 イチローが地元ファンの大歓声を受けて今季最後の打席に立った。シーズン109度目の代打起用。4-4の六回1死一塁。中継ぎ右腕ウィンクラーが投じた初球、高めに浮いた150キロ速球がストライクと判定されると、続く146キロカットボールをファウルにして追い込まれる。ボール2つを挟んで4球連続ファウルで粘り、さらにボールでフルカウント。10球目、150キロ直球を打って出たが、左翼線を超えた飛球は左翼手に捕球された。

 この日は、9月27日に球団の買収が承認された新オーナー陣が試合を観戦。元ヤンキースのデレク・ジーター氏や実業家のブルース・シャーマン氏の前で快打を披露することはできなかった。

 今季のイチローは135試合(先発22試合)に出場し、打率・255、3本塁打、20打点、19得点、1盗塁。代打では打率・270(100打数27安打)で打席数、打数でメジャー記録を更新した。

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