吉岡里帆、銀幕で歌う!か細い美声を初披露…声が小さすぎるストリートミュージシャン

 女優の吉岡里帆(24)が、ヒロインを務める映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(来年公開)で、歌声を初披露していることが9日、分かった。

 異様に声が小さいため、歌声が聞こえないストリートミュージシャンという難役に挑み、か細い美声を響かせる。米ロックスター、マリリン・マンソンを彷彿(ほうふつ)させるロック歌手役で主演する俳優の阿部サダヲ(47)と初共演し、振り切った演技をぶつけ合っている。

 美声なのに、声が小さ過ぎて聞こえない…。現在、最も旬な女優が、致命的な弱点を抱えた異色の歌手を演じる。吉岡が歌声を披露するのは初。未発表ながら大物ミュージシャン提供の映画オリジナル曲もあるという。

 ドラマ「時効警察」シリーズなどのコメディー作品で知られる三木聡監督(56)が原案・脚本を兼ねる最新作。奇抜なキャラが次々と登場するハチャメチャな世界観にあって、三木監督は「このカオスに平然と飛び込める強さと驚くべき集中力」を吉岡に見いだし、起用を決めた。

 ドラマ「ゆとりですがなにか」「カルテット」や「どん兵衛」のCMなどで注目を集めた吉岡は、オリコンの「2017上半期ブレイク女優」で1位を獲得。多忙の中で今年4月からギターの特訓とボイスレッスンを開始した。

 学生時代に吹奏楽部で音楽に触れてはいたが、ギターは未経験。空き時間に練習できるよう劇中で使うギターを相棒代わりに常に持ち歩き、7月クールのドラマ「ごめん、愛してる」の撮影現場にも持ち込んでいたという。「私は歌もギターにも触れたことがない人間です。ふうか(役名)になるべくゼロから作っていってます。殻を破るための殻作りを今しています」と11月のクランクインに向けて燃えている。

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