お笑い芸人のカンニング竹山(46)が、テレビ生放送中に体調不良のため退席したTBSの吉田明世アナウンサー(29)に「いかにサボるかだぜ」と“極意”を伝授した。

 吉田アナは29日放送の同局系「サンデー・ジャポン」で進行を務めていた最中に貧血を起こして途中退席し、体調が心配されていたが、自身がパーソナリティーを務める30日放送のラジオ番組「たまむすび」に元気な様子で出演し、「すみませんでした昨日はお騒がせしてしまいまして。1日休みましてしっかり回復しました。すみませんでした、ご心配をおかけしました」と謝罪した。

 パートナーを務める竹山から「大丈夫? なんで仕事してんの。休めばいいのに。ちょっと働きすぎなんじゃないの? 朝もやって昼もやって特番もやってだから」とねぎらわれると、吉田アナは「ほかのアナウンサーもみんな忙しいので自分だけわがままは言えない」といいつつも「倒れてからでは遅い、倒れることが一番の迷惑だと身をもって痛感したので、ちょっと考えなきゃなと思いました、シフトも」と語った。

 竹山も「そうよ。給料制でしょ? いくら働いても給料変わらないんでしょ? そんなもん、いかにサボるかだぜ。ほんとに。めちゃくちゃ働いたっていいことなんか一個もないんだから」と忠告。フリーランスや歩合制ではない会社員については「バカみたいに働いたらもったいないよ。このビルの中で吉田さんより全然働いてなくてアンタよりいい金もらってるヤツいっぱいいるからね」と進言すると、吉田アナは「ちょっとなんとも言えない。みなさん必死に働いていますよ」と苦笑いしつつも、「でも、たくさん心配していただいて励みになりました。これから無理せず仕事をやっていけたらと思います」と話した。