嵐の相葉雅紀(34)が1日、東京・千代田区のJPタワーで「平成30年用お年玉付年賀はがき」の販売開始セレモニーを行った。

 嵐のメンバーは、3年前から「お年玉付き年賀はがき」のコミュニケーションパートナーを務めている。

 戌(いぬ)年となる来年に年男となる相葉。紋付きはかま姿で登場すると「年賀状を100枚出します」と目標を掲げた。携帯電話などに入っている住所は50数人分しかないが、「住所を知らない先輩や後輩にも出して100人に近づけたい」と鼻息荒く宣言した。

 この日の年賀はがきの販売に合わせ、嵐が出演するテレビCMも全国で放送される。「そうか!平成30年か!」をキャッチコピーに、嵐メンバーのプライベート写真を交えながら、30年の歴史を振り返る構成になっている。

 相葉は、会場でCMを流した後で自身の歴史も振り返った。ベルリンの壁が崩壊した89年(平成元)。「当時は7歳で、はなが垂れていました」。小学校時代はクラスの友人に年賀状を書くことが多く、「気になっている子にも書いた」と告白。「イモ判もやりました」と懐かしそうに話した。

 嵐としてデビューをした翌年の2000年(平12)年はプレミアムイヤー。時差を利用して新年を2回迎えようと、オーストラリアからハワイに飛行機で飛んだという。「貴重な楽しい経験でした」。

 2013年(平25)は富士山が世界遺産登録をされた年だと紹介されると「今年、登りました」。その後で「頂上が見えているのに、そこまでの道のりが遠くて登った達成感がすごい。夏の登山がいいです」と富士山の魅力をアピールした。

 来年は、相葉だけでなく櫻井翔(35)も年男となる。「年男がメンバーに2人いるということで、いい年になりそうだなという気がします」と来年への意気込みを語り、「皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります」と力を込めた。

 来年のえとにちなみ、人気キャラクターのスヌーピーが年賀はがきに初登場することも発表された。

 イベントには、元サッカー女子日本代表、なでしこジャパンMFの澤穂希さん(39)、お笑い芸人マキタスポーツ(47)も参加した。