今年9月に2度目の引退をしたテニス界のレジェンド伊達公子さん(47)が、テレビ朝日系「夢対決2018とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(来年1月2日放送)に初参戦することが29日、分かった。

 松岡修造(50)とペアを組み、マイケル・チャン、加藤未唯を助っ人に迎えたとんねるずと対決した。会場の東京・有明コロシアムは、伊達さんが96年のフェド杯で3時間を超える熱戦の末に、ウィンブルドン7勝など4大大会22回優勝の女王シュテフィ・グラフを破った思い出の“テニスの聖地”。20年東京五輪へ向けた改修前の最後の試合で、3時間を超える熱戦を繰り広げた。

 伊達さんは「有明コロシアムの最後のセンターコートに立てるチャンスに感謝しています。グラフさんから勝利するなど思い出の詰まった場所。その場所の最後に立てて幸せ」。とんねるず石橋貴明(56)と木梨憲武(55)は「伊達さんの執念が伝わってきた。本気のショットをコートの中で見ることができて楽しかった」と話している。