大泉洋(44)松田龍平(34)が1日、東京・丸の内TOEI1で映画「探偵はBARにいる3」(吉田照幸監督)の初日舞台あいさつに出席した。11年に第1作が公開されたシリーズ第3弾。大泉は公開日に向けて、テレビ、新聞、雑誌など300媒体以上の取材を受けてきた。「宣伝を死ぬほどやった。撮影より宣伝のほうが厳しかった」。配給の東映によると取材媒体数はシリーズ最多という。

 この日も夕方に行った都内の舞台あいさつの前に、午前10時から静岡へ出向き、「人手が足りない」という映画館側の依頼に応え、チケットのもぎりやアナウンスに手を貸した。奮闘ぶりを撮影した写真がスクリーンに映し出され、懸命に説明する大泉の話を聞きながら、これを見るという不思議な状況に、松田は冷静に「これ、何の時間なんだろう…」。これに大泉は「何ですか! この温度差は!!」と突っ込んだ。

 2人はコンビ3作目で息もぴったり。大泉は「ここまで頼れる相棒はいない。幸せ」。松田も「大泉さんになりたい、トークがうまくなりたいと思ったけど難しい。今日はパーマをかけてこようかと思った」と笑わせた。大泉は「『4』を作らせてほしい」とさらなるシリーズ継続を熱望していた。