健太郎(20)主演の映画「デメキン」(山口義高監督)の初日舞台あいさつが2日、都内で行われ、健太郎や山田裕貴(27)柳俊太郎(26)らキャストが特攻服で勢ぞろいした。

 お笑いコンビ、バッドボーイズ佐田正樹(39)の不良時代を描いた自伝小説、漫画が原作。いじめられっ子から福岡伝説の総長に成り上がる姿を描く。

 劇中では髪を赤く染めて佐田になりきった健太郎。この日は舞台あいさつのため急きょ赤くしたようで、山田から「髪形、プラモデルみたいになってる」とツッコミを受けた。健太郎にとってはこれが初の主演映画となったが、「デメキンは漫画で知っていたんですけど、実写化すると聞いて、主役と知って、すごくうれしかったです。デメキンで初めて主演で携わらせていただけて、うれしかったです」と感謝を述べた。

 この週末は「鋼の錬金術師」「探偵はBARにいる3」などの公開館数300を越える大作が公開を迎えた。山田は「探偵がバーにいるわけでもなく、錬金術も使えないけど、燃え上がるような熱いハートの映画を選んでいただいてありがとうございます」とあいさつし、笑いを誘った。