TBS日曜劇場「陸王」(午後9時放送)の第7話に落語家でタレントのヨネスケ(69)が出演することが3日、同局から発表された。

 池井戸潤原作の「陸王」(集英社刊)は先月19日放送の第5話で、番組平均視聴率16・8%と過去最高視聴率を記録。同26日放送の第6話も番組平均視聴率16・4%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)で好調をキープしている。

 第7話では、風間俊介(34)演じる銀行員・坂本太郎が勤務する埼玉中央銀行前橋支店の融資先「奥羽木工」の社長役にヨネスケが決定した。

 本作で演じる「奥羽木工」は業績不振の小さな木工店。埼玉中央銀行前橋支店に融資をしてもらっていたが、過剰な設備投資によって会社の損失はさらに大きいものになってしまう。会社を続けていくか、畳むか、決断を迫られることになる。情報番組でのコーナー「突撃!隣の晩ごはん」で全国津々浦々の家庭に「しゃもじ」を持って訪問しているヨネスケだが、「陸王」では「しゃもじ」を「木工ドリル」に変え、どんな勢いある演技を見せるのか注目が集まる。

 ヨネスケは「高視聴率のドラマに出演できまして興奮しております。普段みなさんのお宅をアポなしで突撃していますが、まさか畑の違うドラマからいきなり突撃出演依頼を受けるだなんて」と感動を隠せない。「落語と違ってドラマは難しいですね! 落語は基本一人で自由にできるけどドラマは相手役がいますもんね。共演させていただいた風間さんのたたずまいが自然で良かった。わずかな出演シーンとなっておりますが、重要な役なので、ぜひ見てください」とアピールした。