EXILE・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典主演の映画『去年の冬、きみと別れ』(2018年3月10日公開)の主題歌が、m-floに決まったことが15日、わかった。

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同作は、芥川賞作家・中村文則による、映像化不可能と呼ばれていた同名サスペンス小説を実写映画化。瀧本智行監督がメガホンを取る。新進気鋭のルポライター耶雲恭介(岩田)が、盲目の美女が巻き込まれた焼死事件と、その事件の元容疑者である天才写真家・木原坂雄大(斎藤工)の謎を追ううちに、いつの間にか抜けることのできない深みにはまっていく。

98年にインターナショナルスクールの同級生だった☆TakuとVERBALの2人で活動をスタートしたm-flo。ヴォーカルとしてLISAが加入し、99年7月に1stマキシシングル「the tripod e.p.」でメジャーデビューした後、快進撃を続けた。2002年にLISAがソロ活動に専念するため、惜しまれながら脱退を決断すると、☆TakuとVERBALの2人はさまざまなアーティストとコラボしていく"Loves"シリーズで日本の音楽史に“featuring"という概念を定着させ、プロデュースやリミックス、DJなど個々の活動で活躍を広げてきた。

この度、20周年を迎える同グループに初代ボーカルLISAが復帰し、2nd ALBUM『EXPO EXPO』(2002年)以来、15年ぶりにオリジナルメンバーで活動を再開する。3人での活動再開のきっかけとなったのは、2016年12月24日に起こった、函館でのVERBALの事故。同年年末のイベントに急遽、VERBALの代役としてLISAが出演した。さらに2017年の年明け、☆TakuがVERBALのお見舞いに出向いた際に「LISAと3人でm-floまたやらないか?」と提案し、VERBALも快諾したという。

今回主題歌を担当することについて、3人は「LISAを迎えた、3人のm-floとして久しぶりのバラード曲、映画の主題歌に選んで頂けたことをとても嬉しく思います。一見映画と関係なさそうな歌詞で、実は繋がっている曲。普通のバラードとは違い、m-floマジックが沢山入った曲に仕上がりました。早く皆さんに聞いていただきたいです」と語った。

「学生時代からのファン」という、主演の岩田は「m-floさんの再始動がとても楽しみです」と喜び、濱名一哉プロデューサーは「届けられたラブソングは、LISAさんの包み込むような歌声が見事に映画の世界観を表現してくださいました」と楽曲への感謝を表した。

また、同グループの復活パフォーマンスの舞台は、12月31日に大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて行われる「ユニバーサル・カウントダウン・パーティ 2018」に決定した。

岩田剛典コメント

贅沢にも映画の主題歌として楽曲を書き下ろして頂き、心から感謝しております。
この映画の持つ儚さや切なさがより多くの方々に染み渡る素敵な楽曲だと思いました。
個人的に学生時代からのファンでもある自分としては、m-floさんの再始動がとても楽しみです。