中日・白井オーナー 松坂獲り条件付きGOサイン
中日の白井文吾オーナー(89)が20日、獲得を視野に調査している前ソフトバンクの松坂大輔投手(37)に関して、条件付きでGOサインを出した。名古屋市内で開かれた球団取締役会で報告を受けた同オーナーは、松坂が本当に投げられる状態か確認し、問題なければ獲得へ支障なしとの考えを示した。
西山代表は「ノーコメント」と口をつぐんだが、球団取締役会ではやはりビッグネームの話題になったようだ。白井オーナーはまず「大丈夫か?」と尋ねたという。
松坂は14年オフに日本球界復帰後は断続的に右肩痛に悩まされ、ソフトバンクでは3年間で1軍登板は1試合。球団は現在も調査を継続中で、関係者によると年明けにも松坂をよく知る森監督か友利国際渉外担当を松坂の自宅のあるボストンに派遣し、右肩の回復具合を視察させるという。
白井オーナーは「投げられることを確認してからか」という問いに「そうだな」と返答。そして「監督などがもう一度見て確認して、問題なければ獲得か」と問われると「そういうことになる」と答えた。