デューク・エイセス ファン1500人に別れ、62年間の活動に終止符

グループ最後のコンサートを開催したデューク・エイセスの(右から)槇野義孝、谷道夫、岩田元、大須賀ひでき=メルパルクホール東京
グループ最後のコンサートを開催したデューク・エイセスの(右から)槇野義孝、谷道夫、岩田元、大須賀ひでき=メルパルクホール東京
グループ最後のコンサートを開催したデューク・エイセスの(右から)槇野義孝、谷道夫、岩田元、大須賀ひでき=メルパルクホール東京
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 年内で62年間の活動に終止符を打つ男性4人組ボーカルグループ「デューク・エイセス」が21日、都内でグループ最後のコンサート「さよならコンサート~ありがとう、62年に感謝~」をファン1500人の前で行った。

 同グループは1955年8月に結成され、メンバー交代をしながらカルテットを維持してきた。そのレパートリーは1700曲におよび、通算コンサート数も5000回を超えた。NHKの紅白歌合戦にも10回出場している。結成時からのメンバーでリーダーの谷道夫(83)は解散の理由を「デュークのサウンドが残っているうちにと…。よれよれになる前に潔く身を引こうと思った」と明かした。

 コンサートではヒット曲の「おさななじみ」、「女ひとり」、「筑波山麓合唱団」などを熱唱し、ゲストの神津善行(85)、中村メイコ(83)夫妻とトークショーも展開。最後の20曲目を「Memory」で締め、最後のハーモニーを披露し、谷は「『Memory』には、皆さんの思い出に残ってほしいという思い。永六輔さん、いずみたくさんをしのぶ思いも込められている」と話した。

 谷は「62年間で一番大事にしてきたのは『和』です。無理してでもコーラスには必要でした」と明かし、「デューク・エイセス」の名称を「古くて重いノレンは若い人には荷が重すぎる」と大須賀ひでき(61)と岩田元(48)に継承する意向は示さなかった。

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