役所広司(61)が15年ぶりに連続ドラマに主演した、TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)が22日、舞台となった埼玉県行田市でクランクアップした。クランクアップを迎えた出演者の言葉は以下の通り。

 ◆上村依子(橋井美子役) 皆さん、どうもありがとうございました。鹿児島の父親が、とても喜んでくれました!!

 ◆吉谷綾子(仲下美咲役) 何か…(竹内涼真演じる)茂木選手が陸王を履いて泣けなかったのに、今、すっごい涙が出てきて…。「陸王」から、諦めないということを教わりました。あとは、両親から、ずっと背中を押されていた。自分も精進して…もう1度、芝居に向き合うことを教えてもらいました。最終回、見て下さい!!

 ◆春やすこ(水原米子役) 行田の皆さん、いつも、たくさんありがとうございます。連続ドラマのレギュラーって25年以上ぶりで、しかも日曜日の、いい時間に出させていただいて…忘れかけの春やすこ、復活です! ありがとうございます。大阪から(の出演)なんで行田、熊谷で、ほんま、よう泊まりました。また来たら、声かけてください。

 ◆天野義久(江幡晃平役) 行田市、最高です。ありがとうございます!

 ◆内村遥(安田利充役) 本当に、俺みたいな役者に、安田というすばらしい役をいただき、本当にありがとうございました。スタッフ、キャストの皆さんも、優しくしていただいて、ありがとうございます。このご恩は一生忘れません。

 ◆正司照枝(西井冨久子役) 皆さん、今日は寒いのによく来ていただきました。私は私なりの年で本当に楽でした。(役の設定は)84歳です。同じような年だったので、同じように出来て、楽しかったです。

 ◆志賀広太郎(富島玄三役) 玄さんは10回のうち何回、やめよう、やめようと言ったかと言うのが、ちまたのうわさになっているようですけれども、最後は、やろうということになって。僕も、この年ですけれども、この作品に出会えて、もっと、もっと精進していかなければいけないなと思います。行田の皆さん、本当にありがとうございました。

 ◆市川右団治(村野尊彦役) スーパー歌舞伎と連ドラは初めてなんですけど、ダブルでやらせていただいて、オールキャスト、スタッフの皆さんに大変、ご迷惑をかけたと思います。でも、そういう人たちの「陸王」に対する思いに支えられて、何とか初めての連ドラを務めさせていただきました。エキストラの皆さんからも、たくさんパワーをいただきました。たくさんの感動をありがとうございました。

 ◆風間俊介(坂本太郎役) 行田市の皆さん、本当にありがとうございました。キャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。本当に私事になってしまうんですけれども、福沢監督の元で芝居を始めまして(99年「3年B組金八先生」第5シリーズの兼末健次郎役)すごく久しぶりにジャイさん(福沢克雄監督)と一緒に仕事が出来るというので、喜びと緊張もたくさんあったんですけれども、クランクインからオールアップまで立ち会うことが出来て、すごくうれしく思います。本当にこの作品に出られたこと、この仕事を続けていて、良かったなぁと思いました。

 ※あいさつ順