インターネットテレビのＡｂｅｍａＴＶが１日、「亀田大毅に勝ったらお年玉１０００万円」を放送し、ボクシング元世界２階級王者で亀田３兄弟の次男・亀田大毅氏（２８）が視聴者投票で選ばれた全国の腕自慢４人と賞金１０００万円をかけて対戦。第２試合で大毅氏は、“ミナミの喧嘩最強ホスト”黒咲豪を１回ＴＫＯで沈めた。

　“狂乱のケンカ屋”和魔との第１試合はダウンシーンなく拍子抜けの決着だった大毅氏。第２試合では一転して、序盤から猛攻を仕掛ける。急所の肝臓を狙う左ボディーショットを連発し、ダウンを奪う。再開後もレバーブローを効かせてレフェリーストップとなった。

　「まだやれる」とストップに抗議した黒咲だが、試合後、「実力差がありすぎて。息止まって…」と完敗を認めた。元世界３階級王者の亀田興毅氏は「大毅は現役時代からハードパンチャー。そのボディーをまともに食らって立ってきたのはすごいよ」とファイティングスピリットをたたえた。

　番組は今年５月７日に放送し、当時の最高視聴者数となる１４２０万視聴を記録した「亀田興毅に勝ったら１０００万円」に連なるシリーズ。ルールはヘッドギア着用の３分３ラウンドの試合で、挑戦者はＫＯ勝ちすれば賞金を獲得できる。兄の元世界３階級王者・亀田興毅氏は、問題なく挑戦者４人を退けた。