お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(54)が、21日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00～11:15)で、不倫疑惑報道により引退を表明した音楽プロデューサー・小室哲哉(59)についてコメントした。
松本人志
18日発売の『週刊文春』で看護師との不倫疑惑が報じられた小室は、翌日には都内で会見を開き、妻であるKEIKOをはじめ周囲の人々に向けて謝罪。不倫関係は否定したものの、「お詫びの話をすると同時に、僕なりのこの騒動のけじめとして引退を決意しました」と第一線から退く意向を示した。
会見では、2009年に詐欺罪で執行猶予の判決を受けたことにはじまり、2011年にくも膜下出血で倒れたKEIKOの介護、C型肝炎の闘病と後遺症、「才能の枯渇」など様々な出来事を振り返りながら引退に至る経緯を説明。会見の映像を見た松本は、「小室さん、いろいろ分かるけど暗いわ……。あれだけ新しい音楽をいっぱい作ってきた人が」と嘆いた。
さらには、「こういう不倫会見はだいたいいつもそうなんですが、結局何を謝っているのか。罪とか戒めとか言うんですが、そこの指すところがよく分からない」と指摘し、「いろんな事情で離婚はしないけれども"そういう関係"がない夫婦はゴマンといる。これはどうしたらいいんでしょうね?」と疑問を投げかけた。
そのような夫婦関係について、松本は「首輪」と「リードの長さ」に例えて説明。「(結婚した)われわれは首輪をつけられているようなもの。"野良"ではないということですよね?」「人それぞれ、夫婦のリードの長さは違う」とした上で、「うちの嫁はたぶん23区ぐらいまでOK」と冗談を交えて笑いを誘いつつ、「それぞれのリードの長さがあるから、それを全部一緒くたに"不倫"とするのは良くないと思う」と主張していた。
