吉本新喜劇の小籔千豊(44)川畑泰史(50)すっちー(46)酒井藍(31)の4座長が5日、大阪市内で、9年ぶり「吉本新喜劇全国ツアー2018」開催会見に臨んだ。

 すっちーは先日、初めて秋田で「きりたんぽ」を食べたそうで「最初は何? って思ったけど、帰るころにはめっちゃ好きになってた。今回、東北、北海道や、あまり新喜劇になみじみがない場所を回るので、今回のツアーを機に『何?』から『おもろい』に変えてもらえれば」。自身の「きりたんぽ」衝撃になぞらえ、抱負を語った。

 今ツアーは3月21日の広島・上野学園ホールから、6月2、3日の大阪・なんばグランド花月まで23カ所を回り、東北、北海道でも開催が決まっている。

 今回は大阪新喜劇メンバーのみでのツアーで、川畑は「大阪のメンバーだけで成功したら、初めて、吉本新喜劇が全国の人に知っていただけたと思える」と意気込んだ。

 公演は120分の1本物で、すっちーは「これも、あれも見れた、みたいな」と言い、酒井は「ちゃんこ的な、寄せ鍋的な楽しさです」とアピールした。

 また、小籔は今ツアーの意義について「名古屋から東に名がとどろいていないので、響かせたい」と説明。以前、テレビ番組のロケで全国を回ったところ、京都では女子高生に、名古屋では中年女性に囲まれた。ところが「富士山のふもとあたりでは、シーン…。横浜でも誰にも知られてなかった」そうで、吉本新喜劇のウイークポイント強化に努めたいと語った。