昨年の授賞式で作品賞のプレゼンターを務め、受賞した作品名を間違えて発表した米俳優フェイ・ダナウェイ(77)とウォーレン・ベイティ(80)が、2年連続で作品賞のプレゼンターを務めた。

 ベイティは「ありがとう。またお会いできて、うれしいですね」と言うと、ダナウェイも「2回目にプレゼンターを務める方が、よほどうれしい」などとあいさつし、出席者を笑わせると、今回は間違えることなく「シェイプ・オブ・ウォーター」と発表した。

 昨年、2人は作品賞の受賞作が「ムーンライト」であったにも関わらず、ダナウェイが「ラ・ラ・ランド」と読み上げ、その直後に「ムーンライト」と訂正される、アカデミー賞史上に残る、恥ずかしい大ハプニングの“主役”となった。ミスは投票の集計を委託されている企業のスタッフ2名が、2人に間違った封筒を渡したのが原因で、集計を担当した2名のスタッフは、アカデミー賞から永久追放されていた。