吉本新喜劇の約9年ぶり全国ツアーが21日、広島市内で開幕した。来年3月の60周年を控え、ツアーには、小籔千豊(44)川畑泰史(50)すっちー(46)酒井藍(31)の4座長が、そろって出演。6月3日まで、全23都道府県44公演を予定する。

 ツアー初日の広島公演では、いったん幕が下りた後、出演者全員がステージに再び登場し、あいさつ。

 小籔、川畑は満席の客席に「ありがとうございます。感謝しかない」。すっちーは「広島はいいところ、素晴らしいところ、すてきな広島でスタートを切れたのがよかった」と、“広島愛”をアピールした。

 酒井は「こんなにたくさん来ていただいて、感動しています。さっきから汗が止まらない」と口にし、座員から「いつも汗かいてるやん」とつっこまれ、最後まで爆笑を奪った。

 また、今ツアーでは、終演後に、すっちー、吉田裕と「乳首ドリル体験」ができる「ドリル選手権」コーナーがあり、当選者は「乳首ドリル」を実際に体験していた。