KAT-TUN中丸雄一(34)が29日、コメンテーターとしてレギュラー出演している日本テレビ系情報番組「シューイチ」(日曜午前7時30分)に生出演し、強制わいせつ容疑で書類送検された所属事務所の先輩、TOKIO山口達也(46)のグループ復帰に必要な大前提を語った。

 山口が謝罪会見で将来のグループ復帰を希望する言葉を口にしていたことについて「後輩の感情論ですけど」「賛否両論あるのは分かる」と前置きした上で復帰に必要な条件が2つあるとした。まず1つは「大前提として、被害者の方に少なくとも謹慎期間中は全力で向き合い、行動する」。そしてもう1点が「お酒に関して(山口が)どういうものであったのか知らないですけど、2度とこういうことが起きないように、環境作りを完璧にしておく」という条件を挙げた。そして「この2点があった大前提で、僕はまたTOKIOとして、イチから信頼構築に向けて努力してもらいたい」と話した。

 また山口以外のTOKIOのメンバー4人が、今回の事件について「連帯責任がある」と述べていることについて、自分もグループ活動している身として「僕もそう思います」と同意した。さらに「それはなぜかというと、こういうことが起きると、おのずとグループ仕事が見直されるので、自然と連帯責任となってしまう」とした。そして「もう1つは、グループに所属していて、常に利益を受けているのであれば、こういうことがあった場合、『マイナス面は僕は知らない』というのは、ちょっと筋が違うと思うので、良いことも悪いことも含めてグループ活動だと思う」とした。さらに「僕もグループ活動をするものとして、TOKIOの方々の気持ちが分かる。その通りだと思います」と話した。

 中丸は、TOKIOが14年にデビュー20周年ツアーの日本武道館公演を行った際、祝福に駆けつけるなどしていた。