お笑い芸人の有吉弘行(43)が、世間を騒がせる芸能人の飲酒をめぐる事件に言及し、「あらためて自分でも注意したい」と語った。

 有吉は29日放送のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」に出演。TOKIO山口達也が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検された事件に注目が集まる中、俳優の遠藤要(34)の暴行事件を取り上げた。

 遠藤は13日深夜に知人らと訪れた港区六本木の飲食店で、飲食後に会計をめぐってアルバイト店員として勤務していた俳優の男性とトラブルになり、顔面を複数回殴った疑い。有吉は被害者の俳優と過去に舞台で共演したことがあると明かした上で、闇カジノ店への出入りが発覚して謹慎していた遠藤が再びトラブルを起こしたことに「反省されてるのかなと思ったら、今回ちょっとお酒を飲んで……」と言及。「お酒の飲み方っていうのは、ちょっとひとつ考えさせられるよね。自分の許容量超えてくると、なかなか止められないんだよな。酔ってくると自分でもわからないから、どれくらい酔ってる状況なのかってことが」と自身の飲酒経験を踏まえ、「周りに強くいえる人がいればいいんだけど、遠藤要さんの場合は、ちょっといなかったのかな。キックボクシングとかもされてて、体にも自信があって、ケンカとかも強いだろうからね、周りも止められないだろうな。厳しい先輩でもいない限りね」と語った。

 TOKIO山口も女子高生を自宅に呼び出してキスをした際は酩酊(めいてい)状態だったと主張しているが、有吉は山口の名前は出さず、「だからやっぱり、そういう意味では自制心だよね。自分でどれだけ抑えられるかってことですよね。自分が自分の監視役になるってことが一番大事なんだろうなということをしみじみと思いましたし、僕もお酒飲む方ですから、あらためて自分でも注意したいなというふうに思ったこの1週間でございました」と自戒した。