NHK大阪放送局の角英夫局長が10日、同局で定例会見を行い、中川家が司会を務める鉄道クイズバラエティー「鉄オタ選手権」(関西ローカル)が初めてゴールデンタイムに進出することを発表した。

 「鉄オタ-」は地域密着型の特別番組として1回目は南海編、2回目は京阪編、3回目は近鉄編として日曜日の午前中などに放送されてきたが、4回目となる今回の阪神編は11日午後8時からの放送となる。

 「鉄オタ-」のゴールデンタイム進出に同番組プロデューサーは「知っているという前提で話がどんどん進んでいき、鉄道好き以外はなかなかついていけないのではないかと指摘されていますが、今回は初めてのゴールンタイム進出。いつもよりも丁寧に説明を入れているつもりです」と“ゴールデン仕様”の番組作りを明かした。

 同番組は鉄道会社沿線の名所を巡りながら出演者がチームに分かれて鉄道の知識を競う。阪神電車と言えば、トラファンの聖地・阪神甲子園球場は外せないホットスポット。今回は甲子園球場のグラウンド、ブルペン、甲子園歴史館にも潜入し、ミニクイズが出題される。担当プロデューサーは「鉄道ファン以外にも楽しんでいただけると思っています」とPRした。