タレントの江口ともみ(50)が、話題になったぬいぐるみの紛失騒動を振り返った。

 江口は夫でタレントのつまみ枝豆とともに30日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。騒動で注目を集めたモグラのぬいぐるみ「もぐたろう」も持参した。

 小さい頃からぬいぐるみ好きだったという江口。もぐたろうとの出会いは10年ほど前で、事故で入院した際に見舞いに来た知人からプレゼントされたという。以来、家族同様に暮らしていたが、今年2月に新幹線の中に置き忘れてしまい、「気がついてすぐに探しにいったんですけど、見つからなくて……」と紛失した当時を振り返った。

 駅や警察の遺失物センターには毎日のように電話で問い合わせ、さらにブログやSNSで情報提供を呼びかけたり、チラシを作って配布するなど、懸命に捜索していたという。そうした捜索活動はテレビ番組でも取り上げられ、反響を呼んだ。

 「本当に一般の方が北海道から九州の方まで、ご連絡をいただいてチラシ配りを協力してくださって、もちろん芸能界の方も何人かご協力をいただいて……」と感謝した江口。そして紛失してから約2カ月、「匿名で事務所の方に送ってくださる方がいて」と行方不明になっていたもぐたろうが無事に戻り「大号泣。居なくなったときも泣きましたけど」と語った。

 司会の黒柳徹子は「わかります。すごくうれしかったでしょう」と共感。自身も幼い頃から大切にしているというパンダのぬいぐるみの写真を披露し、「とっても大事にしているんですけど、こういうのが大事ってなかなかわかってもらえない。いい年してそんなぬいぐるみがなんだって言われちゃう。だから私すごくわかりますよ。失くした時に、寂しがってやいないかとかいろいろ思うでしょう? 申し訳ないとか…」と、ぬいぐるみへの愛情を語っていた。