モデル押切もえ(38)が8日、東京・松坂屋上野店で開催中の「Roots of Kawaii 内藤ルネ展~たくさんの愛と夢をこめて~」(14日まで)のオープニングセレモニーに登場し、今年3月にロッテ涌井秀章投手(31)との間に第1子が誕生後、初のイベント出演で元気な姿を見せた。

 第1子は現在3カ月で、性別は男の子だという。育児について聞かれると「すごく楽しい。産後1カ月は睡眠不足で大変だったけれど、けっこう大丈夫です。いとおしい、うれしい、幸せ、というのがあるので」と笑顔。「まだ歩き出す月齢ではないけれど、元気なのは伝わってきます」と母の顔を見せた。産後も抜群のスタイルはキープしているように見える押切だが、「食欲が増えてしまって、思春期のときより食べています」とも明かした。

 子どもには「元気に健康で、優しく思いやりのある子」に育ってほしいという。自身や夫のように、絵や野球を習わせる予定はないというが、「本人が望めば。やりたいことは応援してあげたいです」と話した。

 両親どちらに似ているか? との質問には、「生まれたときは父に似ていると思いました。周りからも『鼻がしっかりしているから、もえちゃんじゃないね』と(笑い)。最近は輪郭が私に似ています。毎日変わるんです」と、子どもの成長に目を見張っていた。

 ルネ展は、「カワイイ文化の生みの親」とされ50年代~60年代に日本の少女文化をリードしたクリエーター、内藤ルネ氏の未公開作品や復刻原画などを集めた展覧会。一足早く内覧した押切は「ポップでカラフルで、明るく元気にあふれていて、愛と夢と希望が詰まった会場です。私も絵を描きますが、イマジネーションや表現方法がこんなにあるのかと目を見張るほどで、興味をそそられます」と感想を述べ、「ルネさんは戦後の女の子たちを元気づけたと聞いたので、私も絵で誰かを元気づけられたらと思います」と話した。