ギニア出身のタレント、オスマン・サンコン(69)が、現在行っている講演会のギャラを明かした。

 サンコンは2日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」にVTR出演。80年代から90年代にかけてバラエティー番組に引っ張りだこだったが、当時から主に企業や学校などから講演会の依頼を受け、現在は週2~3回ほどのペースで年間100本ほど行っているという。

 人気の講演テーマは「日本とアフリカの文化の話」で、「視力6.0から見た日本」などといったタイトルで行っているという。来日した当初は脅威の視力でも話題となったサンコン。「(視力は)今は落ちたけどね。銀座のネオンで目、やられちゃったの。毎晩、飲みに行ってるからね。ほんとはサンコンの国、飲んじゃいけないの、イスラム教なんだけど、でも僕、仏教になっちゃった! ハッハッハー! 昨日も行ったんだよ銀座!」と豪快にぶっちゃけて笑ったが、講演テーマについては「目の視力もあるけど、心の視力もある。目でものを見て感じるのは心」と、独自の視点からとらえた日本の文化などについて語っていると明かした。

 ジョークをまじえた明るいトークで人気だというサンコンの講演会だが、ギャラは1本につき40万~60万円程度だそうで、「サンコンレベルの芸能人、みんなもっと上。100万から300万取るんですよ。一番安いの僕です」という。ギニア大使の補佐官を務めるサンコンは、講演会等で得た収入から母国ギニアに小学校を建てたりランドセルを贈るなどの支援活動もしており、「もちろん税金も払って、国のこともよく考えてるんです」と笑顔でアピールした。