草刈正雄(65)が2日、仏ドキュメンタリー映画「皇帝ペンギン ただいま」(来月25日公開、リュック・ジャケ監督)の公開ナレーション収録を都内で行った。

 アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した05年「皇帝ペンギン」の続編で、南極大陸の厳しい自然で生きる皇帝ペンギンの生態に迫った作品。「ペンギンは動物の中で1番好きな動物。親子のきずなを描くドラマに、涙で収録がストップしてしまうほど、感動的な仕上がりでした」とPRした。

 一部で、草刈が彫りの深い顔立ちであることから、サッカーW杯日本代表の西野朗監督に似ていると言われている。「光栄です」とニッコリ。また、ドイツ代表のレーウ監督に似てるとの声には「外国人顔だからかな。バタ臭い顔をしてるからかな」と照れた。

 日本代表の戦いぶりについて聞かれると「朝早い仕事が多いので、眠気に勝てなくて、あとで結果をしってすごいなと」。対ベルギー戦については「(日本時間)午前3時開始でしょ。(見るのは)こりゃ無理だ」とテレビ中継観戦をあっさりあきらめつつも「おのおの、ぬかりなく!」と、NHK大河ドラマ「真田丸」の得意のセリフで、日本代表にエールを送った。