WOWOWでは、今年デビュー20周年を迎えたアーティスト・MISIAのスペシャルライブ「20th Anniversary THE SUPER TOUR OF MISIA Girls just wanna have fun」を7月7日(土)に放送する。

  • photo by Michito Goto

ツアー最終日の横浜アリーナ。鮮やかな赤と青の衣装を身にまとったMISIAは伸びやかなハイトーンボイスを轟かせ「INTO THE LIGHT」を歌い、ステージは華やかに幕を開けた。 「今日はファイナル。盛り上がってくよ!」と呼びかけた彼女は、花道を小走りに駆けながらメインステージへ。「君のそばにいるよ」で深い愛を歌ったかと思えば、初期のヒット曲「陽のあたる場所」にジャジーなアレンジを加え、世界的トランペッター・黒田卓也とコラボ。さらにバラードセクションでは世界的ダンサーの菅原小春と共演し、幻想的なステージを展開。彼女の代表曲「Everything」では、優しさと芯の強さが滲む歌声で観客を柔らかく包み込んだ。そして「BELIEVE」「THE GLORY DAY」「SUPER RAINBOW」「HOPE & DREAMS」「MAWARE MAWARE」とたたみかけ、本編を締めくくった。

アンコール後のMCでは「1998年、19歳でデビューして、歌が一生の職業になるよう願いを込めてきました。歌い続けられるか不安や心配もありました。20年かけて歩いて、やっと『歌手になったんだ』と実感することができるようになりました。私を歌手にしてくれて本当にありがとうございます」とファンに感謝し、涙を流したMISIA。オールラストは新たにジャズのフレーヴァーを交えたデビュー曲「つつみ込むように...」。時代を切り開いたこの名曲を、ファンも心を1つにして大合唱した。

「MISIA 20th Anniversary THE SUPER TOUR OF MISIA 2018 Girls just wanna have fun」はWOWOWプライムにて7月7日(土曜 13:00~)放送。なお、この日は「MISIA 20th Anniversary Special」と題し、ナレーションを務めた「BBC Earth 2018 デンジャラス・ライフ #3 スーダン:最後のシロサイ」、ナイロビへ向かった彼女に密着したドキュメンタリー『MISIA Return to Nairobi ~10年の奇跡~』も合わせて一挙放送する。