木竜麻生(24)と東出昌大(30)が主演した映画「菊とギロチン」(瀬々敬久監督)が7日公開され、都内で舞台あいさつが行われた。

 大正末期を舞台に女相撲一座とアナキスト・グループの共闘を描く異色作。舞台上にはメインキャスト30人が勢ぞろいした。東出は「世間に風穴をあけるような作品だと思います」。壇上ではシコを踏んで見せた。瀬々監督の演出は熱がこもったようで、力士役の韓英恵(27)は「初日を迎えられて感激ですが、監督にかわいがり(しごき)をしてやりたい気分です」と本音も明かした。