限界団地:最終話 佐野史郎、孫娘を拉致される 団地の大切さを熱弁するも、足立梨花は……

連続ドラマ「限界団地」第8話の一場面=東海テレビ提供
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連続ドラマ「限界団地」第8話の一場面=東海テレビ提供

 俳優の佐野史郎さん主演の連続ドラマ「限界団地」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の最終話が28日、放送される。寺内誠司(佐野史郎さん)への復讐(ふくしゅう)のため戻ってきた桜井高志(迫田孝也さん)に、孫娘の穂乃花(渡邊詩ちゃん)が拉致された。そんな中、あやめ町団地の取り壊しが迫る。寺内は、団地住人たちを前に、改めて団地の大切さと住人との絆を熱弁。果たして、あやめ町団地はどうなる? 寺内と江理子(足立梨花さん)の未来は……。

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 穂乃花を拉致された寺内は、ハンマーで洗面所の壁をたたき壊して桜井家に侵入し、奪還に成功する。この一件で、江理子が高志に協力していたことを知った寺内は、江理子に心を入れ替えるようさらに強く迫るようになる。

 あやめ町団地の取り壊しが迫り、寺内は改めて団地の大切さなどを熱弁。感動した住人たちは、「私たちは団地を守る! あやめ町団地に限界はない!」とのシュプレヒコールで盛り上がる。その中には、機械的に拍手を送る江理子の姿もあり……と展開する。

 佐野さんの連ドラ初主演作で、東海テレビが制作する連続ドラマ枠「オトナの土ドラ」で放送。かつて「夢のニュータウン」と言われていたが、今では活気をなくした郊外の「あやめ町団地」に、息子夫婦を火事で亡くし、老いた父と孫娘・穂乃花を連れた寺内誠司が引っ越してくる。廃れ果てた団地を、古き良き団地へと導こうとする寺内は、積極的に自治会の集まりにも顔を出し、 団地内の交流を図ろうと画策するが……というストーリー。専業主婦の桜井江理子を足立さん、江理子の夫を迫田さん、自治会長を務めるフリーターの金田哲平を山崎樹範さんが演じている。

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