東京海洋大名誉博士で客員准教授のタレントさかなクン(43)と酒場ライター吉田類氏(69)が30日、東京・すみだ水族館で「金魚とビールの魅力を語る」と題したトークイベントを行った。

 同所では、世界20カ国の約1000匹の金魚を6月30日から展示中。日本、中国、英国、米国の4カ国のビールを味わえるビアホールも実施している。

 さかなクンは「魚とお酒は関係が深い。酒と『野菜』の『菜』で『酒菜(さかな)』と書くこともある」「金魚は1700年から2000年前の中国のフナちゃんが先祖なんです」などと、豊富な知識の一端を披露。

 吉田氏は「ビールは麦が発酵してできる。4000年の歴史がある」と説明し、「自分は魚は大好きです。釣りも好きだけど、どっちかというと食べる方が好きですね」と、酒の“さかな”に適していると話した。

 金魚とビールの組み合わせについて、さかなクンは「いいですね。楽しいです」。吉田氏も「金魚ちょうちんが、赤ちょうちんに見える」とご機嫌だった。

 金魚の展示は9月30日まで。